三井住友銀行カードローンの審査基準や審査に通るコツを解説

三井住友銀行カードローンの審査に通過するためには、安定した収入が必要です。

三井住友銀行の他にも、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の審査通過が必須という特徴があります。

この記事では、以下のことについて紹介します。

ぜひ、最後までお読みください。

三井住友銀行カードローンの審査は甘くない

三井住友銀行カードローンの審査は、甘くありません。

利用条件は、以下の3つです。

1. 申込時に満20歳〜満69歳
2. 安定した収入がある人
3. SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる人

三井住友銀行カードローンの保証会社は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社、つまりプロミスということです。

プロミスが審査業務、代位弁済業務などを行っています。

三井住友銀行の審査は、消費者金融のカードローンよりも安定した収入を求める基準が高い傾向にあります。

三井住友銀行の公式サイトにある簡単な借り入れシミュレーション、お借り入れ10秒診断で試してみました。

入力項目は、年齢と税込年収、他社の借入金額の3項目です。

30代で税込年収12万円、他社の借り入れなしで診断をすると、借入可能の判断ができませんでした。

プロミスや他の消費者金融では月1万円以上の収入があると、借入可能な見込みとされることから、三井住友銀行の審査は厳しいものといえます。

しかしシミュレーションは、あくまで目安のため、実際の審査と結果が異なる場合があります。

三井住友銀行カードローンの審査は返済能力を重視

審査では、返済能力の有無を重要視しています。

申込条件にある安定した収入に重きを置いて、審査をしていると推測できます。

実際に、カードローンを契約した年齢層からも判断可能です。

カードローン契約者の年齢層は、20代〜40代の各年代が20％以上で70％以上を占めています。

50代は20％を切り、60代は6％です。

働き盛りの年代の契約者が大半を占めているため、審査では返済能力がある人を見極めていると判断できます。

三井住友銀行カードローンの審査に落ちやすい6つの原因

審査に落ちてしまうのは、主に以下6つの状況時です。

1. 申込条件を満たしていない
2. 三井住友銀行の規制に反している
3. 虚偽の申請
4. 信用情報機関に掲載されている
5. 在籍確認ができない

順番に解説していきます。

１．申込条件を満たしていない

申込条件を満たすのは必須で、毎月安定した収入があったとしても、10代や70代の利用は対象外です。

申込条件を満たさずに申請をすると、審査に落ちる傾向があります。

２．三井住友銀行の規制に反している

三井住友銀行は、独自の規制を設けています。

消費者金融は、総量規制という賃金業法で定められた規則に則って、借りるお金の総額は3分の1までと上限の規則があります。

銀行は賃金業者ではないため総量規制に対応していませんが、総量規制と同じように、独自の規制を設けています。

規制以上の借り入れがあると、三井住友銀行カードローンの審査通過は難しいでしょう。

３．虚偽の申請

申込時に虚偽の内容を申請すると、審査通過は困難です。

虚偽の申請をすると、あなた自身の信用を失います。

安定した収入が条件といっても、事実よりも多めの年収を申告すると高確率で見破られます。

虚偽の申請で審査に通過し契約後に虚偽が発覚すると、契約は無効、借入金は一括で請求される可能性があります。

４．信用情報機関に掲載されている

信用情報機関には、過去のローンの利用履歴や支払履歴が掲載されています。

滞納や支払い遅れの記録があると、信用に問題があると判断されます。

信用情報に問題があると、三井住友銀行カードローンの審査を通過する可能性は低いです。

他にも、プロミスで延滞記録があると審査通過は困難となる傾向があります。

三井住友銀行カードローンはプロミスが保証会社であり、審査業務を一任されています。

５．在籍確認ができない

在籍確認ができない場合、審査は難航します。

確認ができなければ虚偽申請と判断され、審査通過は困難です。

勤務先への電話に不安がある場合は、三井住友銀行カードローンプラザに事前に相談をおすすめします。

三井住友銀行カードローンの申込方法は3種類

申込方法は以下の3種類です。

1. パソコン・スマートフォン
2. ローン契約機
3. 電話

いずれの申込方法を選択しても、誰にも会わずに申し込みから契約まで手続きができます。

申込時には、個人情報の入力と勤め先の住所や電話番号、税込年収の入力項目があります。

それぞれの申し込み方法の特徴を紹介します。

１．パソコン・スマートフォン

全てWeb上で手続きができるうえ、どこにいても申し込みができて便利です。

パソコンやスマートフォンのいずれかで申し込みをすると、本人確認書類の提出もWeb上で行えます。

２．ローン契約機

ローン契約機の操作方法がわからないときは、備え付けの受話器でオペレーターに確認しながら手続きが行えるため安心です。

ローン契約機は、三井住友銀行の支店に設置されています。

申し込みから本人確認、ローン専用カードの受け取りまで全てローン契約機で行えます。

ただし、各店舗によって営業時間が異なる場合があるため、利用する前に必ず確認してください。

３．電話

申し込みをする前に、疑問点を確認しておきたい人におすすめです。

申し込みは、オペレーターから申し込みに必要な項目の質問に答えながら、進んでいきます。

本人確認書類の提出は、Webか郵送、ローン契約機から選択します。

受付時間は、毎日9時〜21時ですが、12月31日〜1月3日は対応していません。

連絡先の電話番号は、以下の通りです。

普通預金口座を持っていると申し込みがスムーズ

三井住友銀行の口座開設をしている人は、持っている普通預金口座のキャッシュカードで借り入れができて便利です。

1. 24時間いつでもWebで手続きができる
2. 申込時の入力内容が少なくてスムーズ

Web上での申し込みは、いつでもどこでも都合の良いタイミングで申し込みを行えます。

他にも名前や住所などの個人情報は、口座開設時の情報と連携するため、少ない入力項目でスムーズに進みます。

普通預金口座を持っている人は、SMBCダイレクトにログインをして、手続きを進めてください。

三井住友銀行カードローンの審査の流れ

どの申込方法を選択しても、同じ審査で以下の流れです。

1. 申し込む
2. 審査
3. 審査結果
4. 利用開始

審査結果は、最短翌営業日です。

申し込みや審査が土日や祝日のときは、3日〜5日後に連絡がきます。

審査の連絡は、申込時に記載した電話かメールで9時〜21時の間です。

パソコンやスマートフォンで22時に申し込んだ場合は、翌日受付となるため、気を付けてください。

それぞれ申込方法別、普通預金口座の所有別に紹介します。

1.パソコン・スマートフォンから申し込む場合

公式サイトの新規申込からログインをして、必要情報を入力します。

最初に普通預金口座の有無の選択項目があり、当てはまる方をクリックしてください。

ここからは、普通預金口座の有無でそれぞれ説明します。

１．普通預金口座を持っている人

普通預金口座を持っている人は、SMBCのログイン画面に移ります。

必要項目を入力したあとは、本人確認書類を提出してください。

提出はWebか郵送、ローン契約機からできます。

審査の結果、融資可能の場合は、持っている三井住友銀行のキャッシュカードで銀行やコンビニのATMからすぐに借入可能です。

借り入れするカードと分けたい場合は、ローン専用カードの利用もできます。

２．普通預金口座を持っていない人

名前や住所などの個人情報、勤め先の情報などの必要項目を入力します。

本人確認時にオンライン本人確認を選択すると、手続き開始から利用するまで、全てWeb上で行えます。

オンライン本人確認は、スマートフォンで顔と顔写真付きの本人確認書類を撮影して提出する方法です。

本人確認書類の提出は、Web上以外に郵送やローン契約機でも提出できます。

郵送かローン契約機での提出を選択すると、利用開始する際にローン専用カードの受け取りが必要です。

本人確認書類の提出を終えると、審査が始まります。

審査の結果、融資可能となるとオンライン本人確認を行った場合は、インターネットバンキングから借入可能です。

後日、ローン専用のカードが自宅に届きます。

ローン専用カードを使用すると、ATMからも利用可能です。

ローン契約機で受け取る場合は、インターネットバンキングの利用はカードを受け取るまで使用できません。

2.ローン契約機から申し込む場合

ローン契約機から申し込む場合は、普通預金口座の有無に関係なく同様です。

最初に近くにあるローン契約機で、タッチパネルで個人情報を入力してください。

本人確認書類は、ローン契約機のスキャナーで読み取ります。

必要事項を追記したあと、オペレーターから契約について案内があります。

そのあと、ローン専用カードの受け取りが可能です。

契約案内の説明のあと、審査に入ります。

審査結果の結果、融資可能となるとローン専用カードか三井住友銀行のキャッシュカードで、銀行もしくはコンビニのATMから利用可能です。

3.電話から申し込む場合

電話から申し込む場合、普通預金口座の有無に関係なく同様です。

申し込みに必要な項目についてオペレーターから質問があり、応えていきます。

全て応え終わると、本人確認書類を提出します。

提出方法は、Web上か郵送、ローン契約機のいずれかを選択できます。

本人確認の提出を終えると、審査開始です。

審査の結果、融資可能となると三井住友銀行のキャッシュカードを持っている人は、銀行やコンビニのATMからすぐに借り入れができます。

キャッシュカードを持っていない人は、ローン契約機か郵送で自宅に届くローン専用カードを利用すると、借入可能です。

在籍確認は必ず実施される

在籍確認は、カードローン申込時の必須項目です。

申込者が、本当に申告した会社で勤務しているかを確認する目的で行っています。

電話で行われるのが主流で、在籍の確認ができなければ審査は進みません。

在籍確認できないと判断されると、審査に落ちる傾向があります。

新規申込時だけではなく、借入金額の上限を増額申請する場合や勤務先が変わった事実などを申告する際、現在の収入状況と在籍確認の両方を再審査する場合もあります。

在籍確認の流れ

三井住友銀行では、本人確認書類を提出したあとに電話で在籍確認が実施されます。

在籍確認は、必ず申込者本人が電話に出る必要性はありません。

本人以外の人が取り次いだ場合であっても、申込者本人が勤務している確認ができると在籍確認は完了します。

在籍確認の審査は、三井住友銀行の名前で電話があります。

派遣社員として勤務している場合は、派遣先ではなく、派遣元の連絡先を申告する必要があります。

審査に必要な書類

審査には本人確認書類の提出が必要です。

以下4つの中からいずれかを用意してください。

1. 運転免許証
2. 個人番号カード
3. パスポート
4. 住民基本台帳カード

2020年2月4日以降に申請したパスポートを本人確認書類として利用する場合は、住所が記載されている他の本人確認書類の提出をしてください。

住民基本台帳カードを使用する場合は、顔写真付きのみに限ります。

上記の本人確認書類を持っておらず、その他の本人確認書類の提出を希望する場合は、カードローンプラザに問い合わせてください。

50万円以上の申し込みの場合は追加書類が必要

50万円以上の申し込みをする場合は、申込者本人の年収が確認できる書類のコピーの提出を求められる場合があります。

50万円以上の申し込みを検討している人は、事前に慌てずに済むように用意をしておくとスムーズです。

以下5つの中からいずれかをご用意ください。

1. 源泉徴収票
2. 税額通知表
3. 所得証明書
4. 確定申告書(証明年度が前年度)
5. 給与明細書(発行日が3ヵ月以内)と賞与明細書(発行日が直近1年以内)

用意する際に注意点があります。

申し込みが2月〜12月の場合は、前年度の源泉徴収票が必要です。

税額通知表と所得証明書を利用する際は、申し込みが1月〜6月の場合は証明する年度が前々年度以降、7月〜12月の場合は前年度を用意してください。

提出方法は、以下の3つです。

• パソコン・スマートフォン
• ローン契約機
• FAXで提出

本人確認書類の提出と異なり、郵送では対応していないため気を付けてください。

審査結果は最短で翌営業日

三井住友銀行カードローンの審査結果は、最短で翌営業日に電話かメールでお知らせがあります。

審査時間の差は、審査機関が多いために生じます。

三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行の審査だけでなく、保証会社であるプロミスの審査があります。

さらに銀行カードローンでは、申込者に対して反社会的勢力との関わりの有無を必ず確認するように警察庁データベースへの照会が義務付けられました。

過去に銀行が反社会的勢力に融資をした事例があり、今後の対策として警察庁データベースへの照会が義務付けられています。

警察庁データベースへの照会は、どんなに早くても1営業日以上かかるため、即日融資ができない仕組みとなりました。

申込日が土日祝を挟んだ場合は、さらに審査時間を要するため、計画的に行動しましょう。

三井住友銀行カードローンの審査を早く通過する3つのコツ

三井住友銀行カードローンの審査に、なるべく早く通過するコツを3つ紹介します。

1. 申込はパソコン・スマートフォンからする
2. 申込情報は正しく入力する
3. 書類提出の不備をなくす

申し込みは、Web上で行うのが早いです。

入力項目に不備があると、審査が長引く原因になります。

必須項目を入力し終えたら、必ず間違いがないか確認をしてください。

ただしアップロードする写真が不鮮明の場合、再提出となる可能性があるため綺麗に撮影する必要があります。

紹介した3つのコツは、必ず最短で審査通過できるわけではありません。

審査の結果が遅いときは問い合わせをする

審査結果が遅い場合は、三井住友銀行カードローンプラザに問い合わせましょう。

受付時間は、12月31日〜1月3日を除いた9時〜21時です。

Web上で確認するには、申込時のメールアドレスとパスワードが必要です。

三井住友銀行カードローンの審査は最短で翌営業日、土日祝を挟んで申し込んだ場合は、3日〜5日後の連絡になる傾向があります。

土日祝を挟むとどうしても対応に遅れが生じるため、申込日を確認したあとに問い合わせをするのが無難です。

再申し込みをするときの注意点3つ

審査の内容は公表されていないため難しいのですが、審査に落ちた場合は落ちた原因を突き止める必要があります。

次回申込時に、原因を改善しなければ同じことの繰り返しです。

以下の3つの注意点を確認してください。

1. 信用情報を確認する
2. 再申し込みは6ヶ月以上の期間を空ける
3. 借入額を減らしておく

信用情報機関に問題がある場合は、審査に通る確率は低いです。

信用情報が回復するまでは、再申し込みをしても同様の結果になるため、自分で現状を把握しておくと次回の審査で役立ちます。

信用情報機関では自分の信用情報を1回1000円で照会できるため、信用情報に不安がある場合は、照会しておくと安心です。

三井住友銀行は全国銀行個人信用情報センター、(株)日本信用情報機構、(株)シー・アイ・シーの3つの機関に登録をしています。

信用情報機関には、銀行や消費者金融に申し込みをした記録が6ヶ月間保存されます。

短い期間に複数申し込みをすると、審査に影響する可能性が高まります。

最後に申し込みをした日を確認してから、再申し込みすることをおすすめします。

3つ目に注意する点は、借入額を減らすことです。

借入額が小さくなるほど審査に通過する確率が上がります。

借入金額には銀行の総量規制があり、多額の借り入れはできない制度があります。

他社にも借入金がある場合は、注意して借入金を設定すると良いでしょう。