土佐 尚子

平成28年度文化庁文化交流使(長期派遣型)
土佐 尚子
アーティスト、京都大学教授
  • 派遣国:アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、イギリス(予定)
  • 活動期間:平成28年9月~平成29年3月
  • 【出身地】福岡県福岡市
  • 【生年月日】1961年
  • 【学歴】工学博士(東京大学)

感情・意識・物語・民族性といった人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきた文化を、デジタル映像で表現し、心で感じる「カルチュラル・コンピューティング」を提唱し、作品制作、研究を行う。
作品は、感情を読んで対話するコンピュータ「ニューロベイビー」、物語るコンピュータ「インタラクティブポエム」、無意識のコミュニケーションを可視化した「無意識の流れ」、コンピュータによる山水禅「ZEN Computer」、場の空気を読むコンピュータ「i.plot」、ネットからテキストを連想検索して俳句を作るコンピュータ「Hitch Haiku」がある。近年では、ハイスピードカメラを使い、先端技術でしか見えない映像表現にも取り組んでいる。ACM SIGGRAPH、ARS ELECTRONICAといった代表的な芸術とテクノロジーの国際会議にて、講演とともに作品発表。ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館等の企画展に招待展示。企業との受託研究はフランステレコムR&D、タイトー株式会社、 NICT、ニコン株式会社などがある。学会活動は、2001年芸術科学会設立メンバー、副会長を経て現在顧問。2006年より IFIP TC16 Entertainment Computing Art & Entertainment Chair 2013年、2015年文化とコンピューティング国際会議議長。ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館での招待展示をはじめ、国内では国立国際美術館、O美術館(東京)、富山県立近代美術館、名古屋県立美術館、高松市立美術館などで収蔵されている。

 

【略 歴】

1995-2001 国際基礎基盤研究所知能映像通信研究所客員研究員
1996 IEEEマルチメディア国際会議’96最優秀論文賞
1997 芸術と科学を融合した研究に贈られる ロレアル賞 大賞受賞
2000 アルスエレクトロニカインタラクティブアート 部門にて受賞
2001 文化庁芸術家在外派遣特別研修員フェローシップ
2001-2004 JSTさきがけ「相互作用と賢さ」領域研究に従事
2001-2004 マサチューセッツ工科大学Center for Advanced Visual Studiesフェローアーティスト
2004 ユネスコ主催デジタル文化遺産コンペで2位受賞
2006 IFIP TC16 Entertainment Computing Art & Entertainment Chair
2012 韓国の麗水万博で250m×30mの巨大スクリーンに龍を泳がせ万博委員会より表彰
2014 シンガポールでのプロジェクションマッピング「サウンドオブ生花」にて、グッドデザイン賞受賞
2015 京都府事業である琳派400年プロジェクションマッピング「土佐琳派」を京都国立博物館で開催

【ウ ェ ブ】

http://www.naokotosa.com/(作品紹介)

http://www.tosa.media.kyoto-u.ac.jp/index.j.html(研究)