詁傳の会

平成23年度文化庁文化交流使(短期指名型)
詁傳の会
人形浄瑠璃文楽(素浄瑠璃)
  • 派遣国:ドイツ
  • 活動期間:2011年9月26日

略歴

1996年、豊竹呂大夫氏によって創設された「義太夫節を世界に広める会」を呂大夫氏の他界後、ともに活動していた豊澤富助氏によって受け継ぎ、主にヨーロッパや日本で、素浄瑠璃の継承と発展を目的として活動を続けてきたが、平成19年4月、日本国内でのより積極的な活動も視野に入れ、「詁傳の会」と改称し、今日に至る。「「詁傳の会」は、文字通り「いにしえの言の葉」を「伝え続ける」ことを目的とした会。文楽の義太夫節は、日本の伝統的な声の音楽の中でも、とりわけ「伝統的な様式」を継承するジャンルである。「伝統的な様式」とは、「学習方法」「記譜の伝承」「発声法」「声の音色の技術の伝承」「日本語の多様な音色の初語法の伝承」などを意味する。ほかのジャンルが、洋楽の影響を受けて、伝統を変容せざるを得ない現状にあって、「詁傳の会」の伝統の継承活動は、評価され始めている。