常磐津 文字兵衛

平成20年度文化庁文化交流使(海外派遣型)
常磐津 文字兵衛
常磐津三味線奏者、作曲家
  • 派遣国:韓国
  • 活動期間:2008年9月27日~10月27日
  • 【出身地】東京都
  • 【生年月日】1961年11月16日
  • 【学歴】東京芸術大学 音楽学部邦楽科

古典の基礎を大叔父、常磐津松寿、父、四世常磐津文字兵衛(現、常磐津英寿)、から学ぶ。77年、常磐津 紫弘の芸名を受ける。80年、現、杵屋勘五郎、現、清元延寿太夫の各氏と共に古典演奏会を同人主催。作曲法を黛敏郎、野田暉行の各師に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒。

略歴

1983 ニューヨーク、カーネギーホールにて行われたミュージックフロムジャパンコンサートに於いて、山内雅弘作曲「中棹三味線と管弦楽の為の”相響”」をガンサー・シュラー指揮、アメリカンシンフォニーオーケストラと共に世界初演。
1986 TVコマーシャル用の音楽の制作を手がけ、ベンザ鼻炎用カプセル、サッポロ冬物語、RISOプリントゴッコ、おひろめエレックさんなどの作品を作編曲。
1988 第一回の自作品演奏会を行う。以後、第7回までの自作品演奏会を行い、西洋楽器と邦楽器のアンサンブル、邦楽器を用いた器楽曲、現代語による浄瑠璃の展開など、自作の現代音楽作品約55曲を発表。特に長唄、地歌、常磐津、義太夫の各三味線を用いた、「三絃四重奏」シリーズは、現在第五番までを発表。
1992 古典、創作両面の活動に対し財団法人「清栄会」より第5回清栄会奨励賞を受賞。
1994 東京芸術大学音楽学部非常勤講師
1995~1998 サントリーホール主催の邦楽演奏会「和の響」をプロデュース。
1995~現在 年間4-6ヶ月間程度、歌舞伎立三味線として国内、海外の歌舞伎公演に出演。
1996 五世 常磐津 文字兵衛を襲名。
2000 韓国の国立ソウル大学校、ユネスコより招聘されて、ソウルにてレクチャーコンサートを行う。
2004 歌舞伎公演「戻橋」の演奏に対し国立劇場特別賞を受賞。
2005 早稲田大学演劇博物館客員講師として、早稲田大学演劇博物館21世紀COEプログラム演劇研究センター研究上演事業、舞踊詩劇「女と影」を作曲上演。
2007 TV朝日「題名のない音楽会21」において、文字兵衛編曲作品を用いた「常磐津はロックだ」が放送される。同年平成中村座ニューヨーク公演に参加。
2008 ショパンのピアノ曲と、古典邦楽の書法で作曲した作品で構成する、新作舞踊劇「すみれ」の音楽構成、作曲を担当。同作品を、歌舞伎俳優中村福助氏、ピアノ演奏家フィリップ・ジュジアーノ(Philippe Giusiano)氏と共に、パリと東京で相次いで初演し話題を呼ぶ。

その他

演奏、作曲作品のテレビ番組、ラジオ番組における放送多数

所属学会

「東洋音楽学会」「著作権法学会」「日本音楽表現学会」